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塗装の豆知識
鉄部塗装が必要な理由と錆止め塗料について解説
2023/1/9
外壁塗装を考える際、同時に耳にすることも多いのが鉄部塗装です。
しかし、「鉄部塗装がどのようなものなのか?」、「鉄部塗装は本当に必要なのか?」と疑問に思う方もおられるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、鉄部塗装について、その意味と必要性を解説します。また、鉄部塗装に重要な錆止め塗料についてもご説明しています。ぜひ参考にしてください。
鉄部塗装とは
鉄部塗装とは、鉄でできた手すりやポスト、金属製の階段や門扉などの部分を保護するためにおこなう塗装のことです。
外壁塗装の際、業者から一緒におこなうことを提案されるケースが多いでしょう。
もちろん鉄部塗装をおこなうには、外壁塗装とは別に費用も時間もかかります。
しかし、鉄部塗装は絶対におこなった方が良いものです。その理由について、次項で解説します。
鉄部塗装が必要な理由2つ
鉄部塗装が必要な理由は、主に以下の2つです。
・錆の発生を抑えるため
・美しい外観や資産価値を維持するため
錆の発生を抑えるため
鉄部塗装が必要な理由として、錆の発生を抑えるために欠かせないものだからです。
鉄部塗装による塗膜が経年劣化などによってはがれると、鉄部の表面をコーティングしていたものがなくなってしまい、鉄部が雨水や湿気などの水分や酸素と直接触れ合うようになります。すると鉄と反応して、錆が発生します。
錆は、発生すると急速に増殖し、鉄部の機能を低下させる恐れがあります。
錆による腐食が進行すると扉が開きにくくなったり、手すりなどの一部がボロボロになり崩れやすくなってしまい安全性にも影響が出てしまいます。錆が発生する前に塗装で予防しておきましょう。
美しい外観や資産価値を維持するため
錆の発生は、外観を損なう恐れや建物の資産価値を低下させる恐れもあります。
特に門扉など外から見えるような場所では、家の外観に大きく影響を与えてしまいます。
前述の通り、鉄部塗装は錆の発生予防に効果を発揮するので、定期的におこなうことで美しい外観や資産価値を維持できます。
鉄部塗装に重要な錆止め塗料とは
鉄部塗装をおこなう際、重要なのが錆止め塗料です。
錆止め塗料とは、金属である鉄などの腐食を抑える働きのある塗料を指します。金属の表面に膜を形成してコーティングすることで、錆の原因となる水や酵素を遮断・除去し、錆や腐食を防ぎます。
塗料は通常、顔料・樹脂・溶剤・添加物などの成分で構成されていますが、錆止め塗料はこのうちの顔料に錆止め効果のあるものを使用しています。
代表的なものには、エポキシ樹脂系、油性系、合成樹脂系、フェノール樹脂系、エッチングプライマーなどがあります。最近では、エポキシ樹脂系が主流です。
鉄部塗装に使う錆止め塗料の特徴2つ
錆止め塗料の特徴は、以下の2つです。
・赤茶色以外の色もある
・油性系とエポキシ樹脂系に分けられる
赤茶色以外の色もある
錆止め塗料の特徴1つ目は、赤茶色以外の色もあることです。
錆止め塗料は、赤茶色系の色が多く見られます。しかし現在は、ホワイト、アイボリー、ブルー、グリーンといった色も登場しています。
以前は錆止め塗料は鉛系が主流であり、それらは原料となる鉛丹や亜酸化鉛などが赤い色をしていたため、ほとんど赤茶色の塗料が占めていました。現在は、公害問題などにより鉛を含まない錆止め塗料が増えてきたため、原料にも変化が生じて色の種類が増えてきています。
この色の使い分けは仕上げ塗料の色によって使い分けをします。
黒やこげ茶などの濃い色が仕上げ色の場合は、赤色を使用します。
またベージュや白など仕上げの色が明るい色の場合は、白やグレーの錆止めを使用すると言った具合に使い分けることで仕上がりもよくなります。
油性系とエポキシ樹脂系に分けられる
錆止め塗料の特徴2つ目は、油性系とエポキシ樹脂系に分けられることです。それぞれの塗料の特徴は、以下の通りです。
油性系
JIS規格で主に油性系(1種)、合成樹脂系(2種)に分けられています。一般的に、錆止め塗料を2回塗る場合は1回目に1種、2回目に2種を塗ることが推奨されています。
油性系(1種)の塗料は、乾燥に時間がかかる反面、膜が厚く防錆性に優れています。しかし現在は、作業性の問題などからほとんど使われていません。
合成樹脂系(2種)は、油性系(1種)に比べるとやや防錆性が劣りますが、乾燥が早く仕上がりも良い塗料です。
エポキシ樹脂系
付着性・防食性・耐久性に優れ、防錆効果が高い塗料です。さらに、エポキシ樹脂は素地の内部に浸透して素地を補強する効果もあります。現在、最も使用されている錆止め塗料です。
鉄部塗装に欠かせないケレン作業
錆止めを塗装する前には、ケレンという作業が欠かせません。
ケレンはサンドペーパーやディスクサンダーなどを使って錆や汚れ、古い塗膜を除去する作業です。
ケレンは1~4種まであり、劣化の状態によって作業の程度や使う道具が変わってきます。
このケレン作業をおろそかにしてしまうと上からどれだけいい塗料を使用しても塗膜がしっかり定着せず、数か月すると錆が発生したり塗膜が剥がれてくるなどの施工不良が発生してしまいます。
下地処理をいかに丁寧に行うかという点が鉄部塗装でも非常に重要です。
まとめ
金属部分を錆から守る鉄部塗装が必要な理由は、以下の2つです。
・錆の発生を抑えるため
・美しい外観や資産価値を維持するため
錆の発生によって引き起こされる被害を未然に防ぐため、しっかり鉄部塗装で予防しておきましょう。
また、鉄部塗装には錆止め塗料が重要です。錆止め塗料には、主に以下の2つの特徴があります。
・赤茶色以外の色もある
・油性系とエポキシ樹脂系に分けられる
種類は素地の状態に合わせた選定が重要です。また使用する色も、仕上がり色に合わせて選びます。
こうした選定を的確に行い、鉄部塗装には欠かせないケレンをしっかり行うような業者に依頼すると安心です。
最近では訪問販売の悪徳業者による被害を耳にすることが増えてきました。
塗装工事で損をしないためにも、地元で実績のある職人直営店の業者に依頼することをおすすめいたします。
宍戸塗装では、地元の宇都宮市を中心に外壁塗装・屋根塗装などの塗装工事をおこなっております。職人直営店のため、余計な中間マージンがかからず適正価格にて塗装工事をおこなうことが可能です。
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【鉄部塗装の施工実績】
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施工内容 | |
施工箇所詳細 | |
施工期間 | |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |
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