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外壁のチョーキング現象とは?原因と対処法を解説
2022/12/19
「チョーキング現象」は、外壁や外壁塗装の劣化症状の1つです。
チョーキング現象が起こっているかの見極め方や、チョーキング現象が起こる仕組みについてはよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、チョーキング現象がどういうものなのかについて解説しています。
チョーキング現象が起こる仕組みや、放置しておくとどうなるのかについても紹介していますので、外壁に異変を感じた時は参考にしてください。
外壁のチョーキング現象とは
外壁のチョーキング現象とは、塗装されている外壁の表面の合成樹脂が紫外線などで劣化して、塗料に含まれている顔料が、チョークの粉のようになって表面に現れてくる現象のことです。「白亜化現象」とも呼ばれています。
外壁に触ると、色のついた粉が手などに付着するようになります。
付着する粉は白い色のことが多いです。違う色の場合もありますが、外壁の塗装と似た色の粉末であればチョーキング現象の可能性が高いでしょう。
チョーキング現象は粉がつくというわかりやすい特徴があるので、業者でなくても比較的気づきやすい劣化症状と言えます。
外壁のチョーキング現象の原因
外壁のチョーキング現象の原因は、以下の2つです。
・塗膜の劣化
・施工不良
それでは、詳しく解説します。
塗膜の劣化
塗膜とは、外壁に塗った塗料が固まることでできる膜のことです。
この塗膜があることで、建物を雨や風、紫外線から外壁を保護することができます。しかし、長時間雨や風などにさらされ続けていると、当然ながら塗膜も劣化していきます。そうして発生するのが、チョーキング現象です。
チョーキング現象は前述の通り、塗料に含まれる顔料が原因となります。それではなぜ、塗膜の劣化によって顔料が表面に現れるのでしょうか。
実は、外壁塗装に使う塗料には、顔料の他に樹脂と添加剤という物質が混ぜられています。
それぞれ、顔料は色をつける働き、樹脂は塗膜を形成する働き、添加剤は顔料と樹脂を上手く機能させる働きを持っています。そのため、雨や風などで塗膜が劣化してくると、同時に樹脂も劣化してくるというわけです。
樹脂が劣化して分解されると、本来混ざっていた顔料も粉状になって浮き出てきます。これがチョーキング現象なのです。
そのため顔料が含まれていないクリアー塗料ではチョーキング現象は起きにくくなっています。
以上の仕組みから、チョーキング現象が起こると、塗膜の建物を保護する働きも弱ってきているということがわかります。そのため、チョーキング現象が起こった場合は早急に対応を検討しましょう。
施工不良
チョーキング現象が起こるもう1つの理由として、業者の施工不良が挙げられます。
チョーキング現象の原因のほとんどは前述の塗膜の劣化だと考えられますが、まれに施工不良が原因のこともありますので注意が必要です。
本来、基本的な手順を守って塗装をおこなえば、塗料のメーカーが定めた年数はチョーキング現象なども起こらず使用可能です。しかし、業者が手抜き工事などをおこなうと、すぐに劣化症状が出てくることがあります。
たとえば塗料の攪拌や希釈不足や、塗装する塗料の量が不足や塗料の乾燥時間の不足などの場合にチョーキング現象が発生することがあります。
業者選びの際は注意して、信頼できる業者に任せるようにしましょう。
外壁のチョーキング現象を放置するとどうなるの?
チョーキング現象を放置したからと言ってすぐに被害がでるわけではありませんが、チョーキング現象が発生しているということは、外壁を守る防水性や撥水性が低下しているサインです。
放置していると、塗膜の劣化が進行して防水性が著しく低下し、外壁材が水分を吸収してひび割れなどの原因となります。
そうして生じた隙間から雨水が入りこんで雨漏りの原因となったり、外壁材の下地など家の内部など躯体部が腐食する可能性があります。
日本の戸建ての外壁の7割以上を占める窯業サイディングは主な素材がセメントで、吸水性が高いため表面を塗装することによって防水性を確保しています。
塗装が劣化して防水性を失うと外壁材が水を吸い込んで、吸水と乾燥を繰り替えすことでひび割れや反りなどの変形を起こします。
もしも家自体に被害が出てしまうと、補修も大がかりになり費用もかかります。塗装だけであれば費用を抑えることができますので、チョーキング現象が現れた段階で補修しておくのが安心です。
チョーキング現象を補修する際は、専門の業者へ依頼しましょう。業者では診断からおこなってもらえるので、適切な塗装工事を施すことができます。さらに、発生した粉を除去したうえで塗装し直してもらえるので、仕上がりも綺麗です。
以上の理由から、確実な方法で美しく補修するのであれば業者へ依頼するのがおすすめです。
外壁のチョーキング現象の対処法
外壁のチョーキング現象の対処法は、新たに外壁塗装をおこなって塗り替えをすることです。
チョーキング現象が発生しているのは今の塗料の機能が低下しているということですので、新しく塗装を行います。
まずは高圧洗浄でチョーキングの粉や汚れなどを除去した後に、塗装しない面に養生します。
もしひび割れなどが生じている場合は、ひび割れの程度に合わせて補修を行います。
そして新しい塗料で下塗り、中塗り、上塗りの三回塗りを行います。
各塗料には乾燥時間や塗布量が決まっていますが、天候や季節によって乾燥時間は異なるため、状況に合わせて適切な施工を行うことが重要です。
まとめ
外壁のチョーキング現象は、以下の2つが原因で引き起こされます。
・塗膜の劣化
・施工不良
チョーキング現象は、塗料に含まれる樹脂が劣化し、顔料が表面に浮き出ている状態です。
塗膜が劣化して防水性が低下しているサインですので、早めに補修を検討してください。放置していると外壁材や雨漏りを起こして家自体が劣化してしまう可能性があります。チョーキング現象に気づいた場合は早めに業者へ相談して、診断や補修をしてもらいましょう。
宍戸塗装では、地元の宇都宮市を中心に外壁塗装・屋根塗装などの塗装工事をおこなっております。職人直営店のため、余計な中間マージンがかからず適正価格にて塗装工事をおこなうことが可能です。
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